SSブログ
スリル/サスペンス ブログトップ
前の10件 | 次の10件

東京探偵団 [スリル/サスペンス]


東京探偵団 (1) (MF文庫)

東京探偵団 (1) (MF文庫)

  • 作者: 細野 不二彦
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 文庫


支払いはこのC・Jカードで

時は1980年代バブル初期の時代。
当時の東京を舞台にした少年探偵団もの、というコンセプトで連載されたこの作品は、
代表である大財閥・王道グループ会長の孫娘のバックアップのもと、
東京探偵団―又の名をCity Jacker(シティジャッカー)を結成して
様々な難事件を華麗(?)にかつスマート(?)に解決する3人の個性的な少年少女たちの物語です。
常にクールで度胸のある少年だが、男色であり、ここぞという時には
派手に金を動かすことを躊躇わないリーダーのジャッキー。
ジャッキーとは対照的な極度の守銭奴であり、金遣いの荒いジャッキーとは何かと対立する、
自分の持つお札の番号すら暗記しているほどに金を愛する女・マリーン。
そして力仕事担当の寡黙な肥満少年だが、実は俳句に造詣が深く、極度のマゾヒストでもあるポパイ。
毎回見事な推理と、こちらの想像の上を行く、ド派手な方法で宿敵の怪盗・黒男爵(バロンブラック)らを
相手に、東京中を駆け抜けるスラップスティックなミステリー&コメディ。
2011年の現在では存在しなくなった舞台もあるけれど、
今読んでも十二分に楽しめる探偵エンターテインメントをご紹介いたします!

続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

フランケン・ふらん [スリル/サスペンス]


フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

  • 作者: 木々津 克久
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: コミック


術式を開始する!

人里離れた森の奥の洋館―
そこは第二次大戦中に生化学部隊に属し、その外科的技術は死者をも呼び戻すと言われた
世界トップレベルの頭脳を持つ斑木直光(まだらぎなおみつ)の研究所だった。
しかし彼は現在行方知れず。代わって主の不在を預るのは、ふらんという可憐な少女だった。
彼女はその美しい顔を縦横に走る縫い目と、耳の上から電極のようなものが生えてはいるが、
虫をも殺さぬ明るい笑顔。そして何より直光ゆずりの天才的な技術と知性を受け継ぐ
氏の「最高傑作」なのだ。
そして彼女はその称号に恥じない人々のあらゆる身体的悩みに即応する技の冴えに加えて、
依頼人の真の願望を 深く 深く 洞察する力は、時に悪魔的でさえあった…

続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

拝金 [スリル/サスペンス]


拝金(1) (ゼノンコミックス)

拝金(1) (ゼノンコミックス)

  • 作者: 堀江貴文
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: コミック


金には味がする 甘美で切ない 孤高の味―

「藤田優作 君はどれくらいの金持ちになりたい?」
「…そうだな 『金で買えないものはない』 ……そう言えるくらいかな」
「……わかった それでいこう」
11時47分
そんな中途半端な時間に俺は悪魔と契約した―

その男に会うまでの俺は、ただひたすらに日々を過ごすだけのフリーターだった。
負け組みでなければ、もちろん勝ち組でもない。
不平等なこの世の中でちっぽけな自尊心を守るために、俺は何の欲望も持たないようにして、
同じようなヤツらが集まる、この場末のちっぽけなゲーセンに入り浸っていた。
勝ちも負けも無い、誰もが顔なじみで平等な世界…それを俺は「楽園」と呼んだ。

しかしそんな俺たちの「楽園」は、ある日場違いな雰囲気をまとった
“おっさん”が現われるようになってから、あっという間に変貌を遂げた。
毎回同じ時間にやってきては、万札を全てコインに変え、少し遊んだ後の残りのコインを
あっさりと近くの台の奴に譲ってしまう。
気さくな態度と相まって、俺の憩いの場であった“楽園”は
羽振りの良いおっさんを中心にした“王国”になった…

「優作…お前、金持ちになりたくないか?」
楽園を去ってから程なくして、俺は偶然おっさんに再会した。
それから何とはなしに他愛のない話をするようになり、
そして今日、彼に誘われた俺は、今までお目にかかったことがないような
一部の金持ちだけが許される味を味わった。そしてようやく俺は気付いたのだ。
欲望を捨て、金は生きていく最低限だけあればいい…
そんな風に逃げているヤツほど、本当は誰よりも欲深いのだということを―

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

るべどの奇石 [スリル/サスペンス]


るべどの奇石 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

るべどの奇石 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

  • 作者: 室井 まさね
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/04/19
  • メディア: コミック


あなたは石に興味がおありだろうか―
石英、翡翠、トルコ石、化石、隕石、アラバスター…
ここは様々な石を取り扱う「いし屋 るべど」 私が店主の御影硝子(みかげしょうこ)。
当年とって14歳だが…ああ、安心してくれていい。よく言われるが目は確かだ。
そしてもしも、あなたが世にも珍しい石に興味がおありなら適う石もあるかもしれない。
気に入った?ではそれを買うなら是非、これだけは忘れないでいてほしい。
それは「石の扱い方を間違えない」ことだ。
私の注意をよく聞いて守ること。
さもないと痛い目をみることになるだろう。
ゆめゆめ忘れないでいてほしい…

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:コミック

今際の国のアリス [スリル/サスペンス]


今際の国のアリス 1 (少年サンデーコミックス)

今際の国のアリス 1 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 麻生 羽呂
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/04/18
  • メディア: コミック


つまり…この国で生きていたければ…オレ達はこれからも…
自主的に「げぇむ」に、参加し続けなければならないのか…!?


くだらねー日常からの解放
現実逃避、中二病、ピーターパン症候群…
呼び方なんかカンケーねぇ…
どこでもいいからよ。どっか知らねー国にでも行きたいと思ったことはないかい?

オレの名前は有栖良平(アリスりょうへい)。世間で言うところの「落ちこぼれ」ってヤツだ。
恋活だの受験だの昨日観たTVの番組だの、
そしてぼんやりと『将来の漠然とした不安』だの…
出来のよい弟に比べ、立派な「不肖の息子」である俺にはとても付いていけるシロモノではなかった。
「ああ~ なんかこのクソッタレな日常が劇的に変わらねーかな…」

あの日未明の空に上がった季節はずれの花火。
それは唐突に訪れた異世界への狼煙だった。
気付くと俺たちは人気の絶えた街にいた。車一台すらなく草が生えて荒れ放題の道路。
何故か見渡す限りの廃墟となった街…夢でもいい。
俺は悲観するどころかむしろ、日常のくびきから解放されたことに無邪気に喜んでいたんだ。
この非日常の世界に潜むモノに気付く、その時までは…。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

アドルフに告ぐ [スリル/サスペンス]


アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集 (372))

アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集 (372))

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/06/14
  • メディア: コミック


民族や人種どうし にくみあうから戦争もおこるんだわ 親子が引き裂かれてしまうんだわ
どの民族だっておんなじように家族があって家庭があるんでしょ それなのに…なぜ
人間ってバラバラなのかしら


『にいさん 重大な話があるんだ あるものをにいさんに渡したいんだよ…!』
昭和11年(1936年)8月3日―
ベルリンはその日もオリンピックの熱狂に大いに湧き立っていた。
当時協合通信の特派員として取材にやってきていた私は、スタジアムを見下ろす取材席で
弟からの どこか切迫したような電話を受けていた。
折りしも競技は主催国であるドイツの快進撃が続く展開となり、
ナチスの総統・ヒトラーは、金メダルを誇らしげに提げる選手達を満面の笑みで迎えていた。
『きっとだよ にいさん!あさって八時 下宿だよ!おくれないで!おくれると手おくれになるかも…』
「なんだい 相変わらず大げさな奴だ わかった わかったよ」
ああ…私はなぜあの時、万分の一でも彼の話の重要性に気付けなかったのか…
同じベルリンの市内に留学していた弟は、大学の講義そっちのけで共産主義の活動に
どっぷりと浸かっていた。私はそんな彼を学生の一時的な流行病のようなもんだとタカを括って、
周囲の歓声の隙間から聴こえる電話口の声にただならぬものを感じつつも、
結局約束の時間を大幅にオーバーしてしまったのだ。
それが弟との最期の会話となり、そして…あの激動の時代の真っ只中を生きた、
アドルフと呼ばれる3人の男たちの運命に関わる最初の引き金になるとも知らずに…

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

笑えぬ童子〜108の業〜 [スリル/サスペンス]


笑えぬ童子〜108の業〜1(ゼノンコミックス)

笑えぬ童子〜108の業〜1(ゼノンコミックス)

  • 作者: 真野 真
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: コミック


私は座敷童子 そなたの不幸を払う者

わが身に降りかかる、自分ではどうしようもない不幸な運命―
もしもそれを払ってくれる者がいたら…?
ただし己の幸福と引き換えに、その不幸が身近な誰かの運命を大きく変えるとしたら…
あなたはどちらを選びますか?
本日ご紹介する漫画は、そんな二つの結末を見せてくれるという
構成が新しい漫画をご紹介します。

続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

江戸川乱歩異人館 [スリル/サスペンス]


江戸川乱歩異人館 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

江戸川乱歩異人館 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

  • 作者: 山口 譲司
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/02/18
  • メディア: コミック


君は正気を保たなくてはいけませんよ
犯罪と云う怪物を相手にする時は自らが怪物と化さぬよう 気をつけねばならない


闇を覗こうとする時 闇もまた君を見ている―
ミステリ界の巨匠・江戸川乱歩の狂気とサディズムの世界を、
エロコメディを主な作品とする山口譲司氏がコミカライズしたのが今回ご紹介するマンガになります。
「異人」と呼ばれる、闇に魅入られた狂気と偏愛の怪人たちが、
山口さんの手によってエロスと耽美性をもって描かれた本作。
はてさて、どうなりますことやら―

続きを読む


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

しずかの山 [スリル/サスペンス]


しずかの山(1) (イブニングKC)

しずかの山(1) (イブニングKC)

  • 作者: 松本 剛
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/23
  • メディア: コミック


高遠さーーーーん

上から下へ真っ直ぐに引かれた一本の縦線。
その先にあるのは、不自然に身体を投げ出す人の姿…
その線の名は “命綱”―
蜘蛛の糸のようにか細い線は、視界遥かどこまでも続く絶壁から滑落した彼が、
白い闇に呑み込まれるのを辛うじて支えているのだ。
「健二ッ 健二ーーーーーっ!!」
ありったけ絞り出した自分の声は、
一瞬前まで最期の登攀に挑んでいた彼をピクリとも動かすことなく、
どこまでも続く闇の底に虚しく吸い込まれていった。
「ううっ うううー…!」
それは自分と彼の二人分の荷重を支えながらロープを握る両の腕のあげる悲鳴か
それとも心の底から自分を慕っていた、彼の最期を受け容れられない心の悲鳴か―
いずれにせよ すぐに限界はくる。“決断”をせざるをえなかった。
滑落する間で何度も身体を打ちつけた。
彼の片足は引き千切れ、もう片足はあらぬ方向に捻じ曲がっている。
即死だ。
「ゆるしてくれっ…!」
何度も念じながらポケットから
折り畳みナイフを取り出す。
そして震える手で
彼の命綱を
切断した。


続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

ライチ☆光クラブ [スリル/サスペンス]


ライチ☆光クラブ (f×COMICS)

ライチ☆光クラブ (f×COMICS)

  • 作者: 古屋 兎丸
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: コミック


「まさか僕たちにもあんな醜いものが詰まってるのかな?」
「まさか 僕たちのはもっと美しいに決まってるじゃないか」


ピーーー
  ピーーーー
       ピーーーーー
人気の無い真夜中の廃工場に響き渡る笛の音。
その音に追い立てられるように、巨大で無機質な鉄の工場群の合間から人影が走り出た。
闇を切り裂く幾筋もの鋭いスポットライトが人影を照らし出し、
遂に男は数人の学生帽と詰襟の学生服姿の少年達に捕らえられた!
暗転―

場所はどこかの廃工場内。
捕らえられた男は、頭に袋を被せられ、両手・両足を縛られてまるで芋虫のように
ぐるりを取り囲む少年達の前に転がされていた。
よく見ると転がされている男も、囲んでいる少年達と同じ詰襟の制服を着ている。
彼らは、互いに同じ中学生だった。
しかし取り囲む少年達が目の前に転がる同校の生徒に向けている瞳は、
一様に虫けらを見るかのように冷酷で、それでいて夢見るような狂気の光を宿していた。
彼らは熱を帯びた口調で唱和する。
「捕らえました!ゼラ」
「この男は我々の聖なる地を見てしまいました!ゼラ」
「そう この秘密基地を!!」
「そして この男は見てしまいました!ゼラ」
「そうです! あれを見てしまいました!ゼラ」
『ゼラ!この男に裁きを!!』
刹那、一条のスポットライトが彼らの背後、玉座に座る角眼鏡の少年を浮かび上がらせる。
「お前2組の常川じゃねぇか てめえオレにこんなことしてただですむと思ってんのかよ!?」
捕らえられた少年は頭の袋を剥がされると、玉座に座る見知った顔を見つけて精一杯の虚勢を張った。
常川と言われたその美しい少年は、静かに、そして詠うように口を開いた。
「常川― それはある共同体においてそう規定されている。
   しかしここ光クラブにおいて 我は『ゼラ』と規定される」
そして 捕らえられた少年は、ほどなくして彼ら「光クラブ」の少年達による「制裁」を受けることになった…

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック
前の10件 | 次の10件 スリル/サスペンス ブログトップ
ブログパーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。