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COMITIA100 同人誌感想3 [同人誌即売会]

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即売会名: コミティア100
開催日: 2012/5/5
メディア: コミック











同人誌感想3回目になります。
1回1回はかなり薄味な感じではありますが、なんとか毎日続けていけるかな…?(どきどき)


ミュンヒハウゼン症候群
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放浪する蟻
ありんこの世界を可愛らしいデフォルメ擬人化キャラが解説してくれるシリーズ最新刊です。
今回は女王を持たない放浪の民・アミメアリと、前回のCOMITIAで頒布されたサハラ砂漠という過酷な環境下で生きるアリ、カタグリフィスのお話の再録となっています。
ありんこって一種類ごとに生態が随分異なるものなんですね。なんていうかガンダムに出てくるジムのバリエーションみたい(^_^;)
つぶらな瞳の全く同じ姿をした娘っこたちがひたすら隊列をなして移動する様子は相変わらず可愛いです。

【既刊感想】
カタグリフィスは道に迷わない
蟻の話
王座を奪う蟻
みんなのミステリーUFO




惑星家
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planethome 89-98
コミティア100回目のメモリアル回ということで、コミティアに何回にも渡って参加されたサークルさんでもこれまでの活動の総括的な意味で総集編をこさえるところがちらほら見受けられました。そしてこの惑星家さんもそのひとつ。
コメディものでも青春ものでもじわっとクる良作を描かれるサークルさんで、コミティアの発行するサークルカタログ兼情報誌であるティアズマガジンでは度々このサークルさんの新刊を推すレビューが掲載されています。毎回何千というサークルが参加する中からティアズマガジンで紹介されるレビュー数なんてあえて言ってしまえば「多寡が知れてる」わけですが、その中で結構な頻度でプッシュされているのは驚異的なことなのです。個人的には外周に配置されないことが不思議なくらい。
そして今回の総集編はコミティア89~98まで、惑星家さんが丁度10回目になるコミティアまでで頒布した作品を加筆を加えながら編まれたものとなっています。個人的には既刊をそれほど入手出来ていなかったので嬉しかったですね。そしてとても面白かった…!
中でもコマの配置が絶妙で、1ページにおおよそ3段「ゆったり」とられた配置の空間や、多層に重ねて視線を絡ませ二人の言外の言葉を想像させたりと、それ自体は決して奇抜なテクニックではないけれど、手堅いというか「こうして欲しいところにちゃんとある」のが凄いんです。既刊で持っていたお話でもやっぱりじぃんときちゃいますもの。
これはね、絶対一冊持っていたほうがいいですよ。
お店への委託の予定もあるそうですから。

【既刊感想】
let's roll
いつもの栂野(トガノ)さん




杉並デルポイスタジオ
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万能魔法少女[ハート]マルチツールまどか(上・下)
「ぼくらのよあけ」や「ハックス!」を描いた今井哲也さんのサークルです。
手にしたマルチツール(十得ナイフ)で変身し、万能魔法でマルチツールに関係なくどんなことでも解決してしまう少女・まどかの恋と宿命の物語。
元はコピー誌だったものの総集編的なものなのか、短めのお話でほいほい続くので鉛筆ラフで多少読みづらくはあるのですがこれが味になって一気に読めます。
序盤はいわゆる魔法少女もののコメディで、楚々とはしてるけれ芯は強い女の子・まどかが、文字通りの「万能」魔法でもってどんな事件もえげつないほどご都合主義的に解決してしまうオチが続くのですが、彼女のライバル的な魔法少女が本格的に稼働し始める下巻からは急転直下、ただのオチのためのオヤクソクセリフだと思っていたあれやこれが伏線になって、まどかが魔法少女になった幼少の頃の記憶へと遡るクライマックスへと突入していきます。
色々ざっくりなところも多いのですが、気づいてみれば上下巻併せてきちんとお話としてまとまっているのはさすがだなあと思いますね。

ComicZINで下巻の書店委託が始まっています。
2月発行の上巻もどこかのタイミングで再販される予定とのこと。
とりあえずすぐ売り切れてしまう感じに見えるので、気になった方は早めに入手しておいたほうが良いかもです。



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