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COMITIA94 同人誌感想2 [同人誌即売会]

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昨日に引き続いて感想をあげていきます。
できれば次回で全てご紹介したいのですが、
仕事の関係で帰りが遅くなるため2回更新とさせていただくか、
明日昼頃の更新にするかもしれません。(;´▽`A``
仕事のある日にこの冊数読むのは無謀だったか~

ま、まあとにかく どうぞっ!


惑星家
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「いつもの栂野(トガノ)さん」
主人公の栂野さんが、冷蔵庫に入っていた弟の消費期限切れのコンビニ弁当を
ひたすら「食べるべきか 食べざるべきか」と悩むお話。
徹夜明けの飲み会から寝起きた頭で散々悩み、やっと決断した結果に一人悶絶する。
良い意味でこのぐだぐだ感を楽しむマンガです(;´▽`A``
最後に現れる弟の姉を見る冷めた目がまた…w


成安技芸制服再現委員会
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「技藝日誌」
2010年に設立90周年を迎える京都の成安造形大学。
大学で催される様々な記念事業とは別に、草の根的な活動として行っているのが
「成安技芸制服再現プロジェクト」
かつて大正の時代に設立し、その1年後には女子校となったこの大学の
特徴的な当時の制服をまとった大正娘さんたちの物語を、8人がイラストやマンガにした制服合同誌。
鮮やかな赤い糸で綴じているというこの装丁や、右から左に読む文字の配置など、
制服だけではなくあちこちで大正浪漫的な雰囲気作りをされている労作です。
マンガは制服本という性格上、学校の周辺を舞台にした女学生同士の友情物語的なものでした。
元気の良い女性が台頭してきたこの時代。和と洋が渾然一体となった大正時代はやっぱいいなあ。


秋田モルグ
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「Under,Within」
薄い皮膚の一枚下 赤い沼の四角い窓には恐ろしい魔物が潜んでいる…
突然現れた大人たちによって、彼らの車に連れ込まれた少女。
四角く皮膚を剥がされた窓からは、世にもおぞましい怪物が這い出る。
恐怖に凍りつく少女の傷口に、異形の者どもの舌が触れたその時、
猛烈な拳がその異形を弾き飛ばした。
それは少女と同じくムネに穿たれた傷を持つ男。
…そして、その穴から這い出したのは、全身に奇怪な紋様状の傷を持つ少女だった―!

少女の身体から飛び出る魔物と、それを叩き潰す同じ傷を負った謎の集団との戦い。
少女と残酷描写が好きなんだなあ。
だから化け物はあくまでおぞましく、それに立ち向かっていく少女はカッコイイ。
謎の集団も含めて顔出しという感じで終わっているので続編があるといいなあと。


インターホン
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「もぐもぐ食べる4コマ」
以前挑戦的なタイトルと、勢いの有るボケツッコミのマンガを描いていらしたこのサークル。
今回は閑古鳥が鳴いている自身のブログのネタにと、友人を巻き込んで
「かわいい女子がものを食べる動画」を配信するという体の16ページマンガ。
冊子は横置きにして上開きで見ていく形式なのも、動画サイトの画面のような流れになっていて面白い。
ただ友人の少女に次々ととんでもないものを食べさせる展開は ひっでぇ(;´▽`A``
という感想が残ります。…まあオチてはいるんだけれども。


パコキリン
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「万引Gガール」
ヤツはとんでもないものを万引きして行きました―
世界の果てにあるそこそこ大きいスーパー・七曲善次郎商店
そこで万引きする客をとっ捕まえるのが、二つ森しずりの仕事だった。
気配を殺し、周囲に溶け込む…彼女は人呼んで「万引Gガール」!

とあるスーパーを舞台に、万引き客を捕まえる仕事をしている少女の
愛と正義のスラップスティックコメディ。
著者は最近「セカイノミカタ」を刊行した鈴木小波さん。
彼女曰く「出オチマンガです。」 でも26ページという短編なら
その出オチだけで十分話が成り立ってしまう。
それだけのインパクトはありましたw
なんたってノリが良い。テンポが良い!

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