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ダンボール戦機 [アクション]


ダンボール戦機 1 (てんとう虫コロコロコミックス)

ダンボール戦機 1 (てんとう虫コロコロコミックス)

  • 作者: 藤異 秀明
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/06/28
  • メディア: コミック


おれ…LBXが大好きなんだ!! 父さんとの絆だからッ!!

2046年―
衝撃を80%吸収する画期的な梱包材「強化ダンボール」が開発された事で
世界の物流は飛躍的に成長した。
その後、強化ダンボールは本来の目的とは異なり、ホビー用小型ロボット
「LBX」の戦場としても用いられるようになった。
強化ダンボールの戦場で戦う小さな戦士を、人は『ダンボール戦機』と呼んだ。

中学一年生の山野バンは、ある日謎の女性からとある箱を託される。
「この中には人類の希望と絶望の両方が詰まっているの…! 絶対に、だれにも渡さないで!!!」
バンのよく知る人物から依頼されたという話に、幼い日に死んだとされていた
LBXの開発者である父親の影を見出したバン。
託された箱をあけると、そこには市販されていない一体の謎のLBX AX-00が入っていた…!
箱を追って現われる謎の組織のエージェント達。
しかし起動したAX-00は、襲い来る組織のLBX デクーを圧倒する。
(これが、おれの初めてのLBXッ!!)
こうして山野バンとその仲間たちは、
AX-00とそれに秘められた謎を巡る戦いに身を投じことになるのだった―!!!

コロコロコミックで連載。
本日は最近私がよく聴くゲーム系Podcastで話題のPSPゲーム
「ダンボール戦機」のコミカライズ作品をご紹介しようと思います。
この作品はドラクエやレイトン教授シリーズ、イナズマイレブンなど
評判の高いゲームを送り出している株式会社レベルファイブが
PSPのロボットアクションRPGを軸にアニメ、コミック、カードゲーム、プラモデルでの発売も同時に行う
いわゆるメディアミックス展開をしている作品であり、LBXと呼ばれる掌サイズのホビー用ロボット同士が
バトルするという子供向けの内容になっています。
しかしこのPSPのゲームがロボットのカスタム性やアクション性において大人が遊んでも面白いと評判で、
1年ぶりのゲームとして3DSは買ったものの、それ以降ションボリしている私もちょっと心惹かれます。
バンダイから発売されているプラモデルも意外とフォルムが良さそう。

コミカライズを担当したのは藤異秀明さん。
私は初めてこの方のマンガを拝見したのですが、コロコロなど子供向けのマンガ雑誌で
主に活動されていて、デビュー作となった「真・女神転生 デビルチルドレン」では、
Wikiによると児童誌での連載にもかかわらず登場人物が次々と死んでいくハードな展開で
「児童誌のベルセルク」という異名をとったのだそうで…どんなだ、読みたい(;´▽`A``

img244.jpg

さてこのコミックスにフォーカスしていくと、まずキャラクターやロボットの絵が
アニメ版より若干幼いカンジになって細かいこと言うと主人公バン君の愛機となる
AX-00アキレスの持つ重層な盾が、ちょいと小さいのは個人的に残念ですが、
結構忠実に描かれている印象です。
アクションシーンも線の多いLBXの形状をきっちり描き出してるし、
アキレスを狙う敵の組織・イノベーターが送り込む兵隊デクー軍団がわらわらと取り囲むシーンとか
背景は若干寂しいものの、アクションものとしてはロボのカッコよさで満足できる画です。
劇中、主人公のバン君は走る走る!(;´▽`A``
不満があるとすれば予想はできることですが、尺の都合か全編バトルシーンと言ってもいいくらい
話の展開が早く、次から次へと敵やライバルが現われてはバン君と仲間たちが急ピッチで
友情したり共闘したり敵の根城に乗り込んだりします。
もうずっとバン君と仲間達は走りっぱなしです!(;´▽`A``

突っ込んだら負けな気がしますが、お話としてこれはどうなんだ?と思ったのは、LBXの殺傷能力の高さ。
一応「ホビー用」となっているのですが、彼らがぶつかり合うと容赦なく人々を巻き込んでしまい、
例えば初めてAX-00が起動して組織の追っ手のデクーと対峙したバン君の家は、
容赦なく実弾兵器でガラスは割れるわソファは穴だらけになるわだし、
ショッピングモールでアキレスを狙って突如デクー軍団が現われると
そこはいきなり人々が逃げ惑う戦場になるという…(;´▽`A``
結局死人が出るような描写は無いのですが、こりゃ確かに衝撃の80%を吸収するという
LBX同士のミニチュアの戦場「強化ダンボール」が出るまでは発売中止になるわ…
というか今でも中止してくださいっていう感じの強力さ。
他にもアキレスを強奪するならLBX同士のバトルじゃなくてバンを捕まえればいいじゃんとか
色々思うことはありますけど。

img246.jpg

お話は敵であるイノベーターの根城で超強力なライバル機・エンペラーが現われ
その圧倒的な強さの前にバンたちは撤退し、次なるステージ・LBX世界一を決める
バトルトーナメント編へと続くようです。
話しの展開としては先ほどのとおりバトルとバトルを繋ぐシーンはかなり駆け足で、
バトルの展開もお約束なのでこれ単体で楽しめるかというと微妙なところですが、
私はLBXのアクションがカッチョ良くてそれだけで楽しめました。
アニメを観てる方はこれも読んでみるかってつまみ食いするような気楽なカンジで
読んでいただければ…藤異さんの描いたおまけカードも付いてるし。
なにげにカバー裏に作中のセルフパロディのおまけがあって
「コロコロ…侮れんな」って感じでした。


ダンボール戦機公式 → LBXワールド
おためし → コロコロ公式サイト(閲覧には登録が必要なようです)
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