極道めし [ハートフル]
私が本選びの参考にさせていただいているサイト
「成澤大輔の『マンガを読むので忙しい!』」で度々採り上げられ 興味をひかれました
作者の土山しげる氏のマンガを拝見するのは初めてなのですが
いくつもの料理マンガを描いてらっしゃるようで 食べ物の描写が本当に美味しそうです
刑務所で服役中の九人の囚人達が 大晦日の夜に出るおせち料理を賭けて
今までで一番美味かった めしの話をするマンガ
話し手以外の喉を鳴らさせた数が一番多い人が勝ちというので
高級な食材を使った絶品のなんちゃら ではなく
「他の人が食べたことのあるであろうメシをどんなシチュエーションで食べたか」
というところが話のキモになる という内容なのが個人的にツボでした
なので出てくる料理も 「刑務所の近くにある定食屋のカツ丼」であるとか
「ひもじくてしょうがなかった自分に振舞ってくれたバーのママが作ってくれるオムライス」
だとか非常に身近な料理が 語り手のドラマチックなエピソードと共に語られます
私はあまり珍しい食べ物とかには興味が無いので
美味しそうではあるけれど 食べたことの無い食べ物のマンガは
文字通りあまり食指が動かないんですよね(;´▽`A``
4巻あたりまで拝見したのですがタイトルが「極道めし」ということで
大体みんな最後は同じような境遇になって入所してきた方々のため
若干先に進むとマンネリ化してきつつはあるのが残念なのですが
飯の描写も 食べているときの擬音も実にリアルで 喉が鳴るマンガですよ~
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