つげ式 貧遊術 [コメディ]
お金じゃないのよ遊びは はっはぁ~ん♪
今回は「野田ともうします。」の著者・柘植文さんのレポートマンガをご紹介します。
「できるだけお金をかけずに楽しもう!」をコンセプトに、
東京を中心としたあちらこちらに遊びに行くというもの。
なんかこう…女性らしいというか、主婦っぽいチョイスだなあ。
本当にあったゆかいな話DXにて連載。全1巻。
初出が2006年~2009年までの意外と前めの頃のお話なので、
若干話題が懐かしかったりしますが、それはさておきお金をできるだけかけずに遊びに行く、
というテーマの本作。毎回柘植さんと担当編集さん(途中から代わりますが)との二人三脚で
どこぞへと遊びに行きます。
証券取引所や造幣局、国会議事堂の見学をしたり、
ワインの試飲会やお祭りに参加したり、渓流釣りや芋掘りに参加したり、
食べ物系や見物系が多い印象です。
主婦感覚ぽいなと個人的に面白かったのがスーパーの詰め放題。
そうか、確かにどれだけビニル袋を拡張してモノを一つでも多くつっこむか、
というゲームとしてはちょっと楽しそう。
変り種としては金属探知機を持って、砂浜で数時間落ちてる小銭を期待して歩き回る、
なんて珍妙なものまであります。
柘植さんと編集さんとの軽妙なやりとりもいいですね。
私がやるとしたらなんだろうなあ… 1日中ブック●フで面白そうな本探しまくりツアーとか
安いプラモを1日中こねくり回したりとか、数百円でダウンロードできるゲームに
チャレンジしたりとか、動画サイトやPodcastの面白番組を探したりとか…
普通でインドア系なひとり遊びばっかですね(;´▽`A``
貧遊術と銘打ってはありますが、行く場所のチョイスが安くて物珍しいところ、
というだけで格別なんらかのアイディア、工夫の類があるわけではないのは
残念かなあと思います。
アイディアといえば餅つきの回で餅に合うトッピングを考える、というのがあったくらいかな?
場所の選別が貧遊術なのだということになるのでしょうけれども、
夏休みに家族サービスで行ったりすると面白いかもね的な印象かなと。
柘植文さんのblog → いろいろ絵日記--柘植文--
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