私のおウチはHON屋さん [コメディ]
私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 横山 知生
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: コミック
「おーい みゆー 父さんと母さん どっちが好きだ?」
「えろほん」
中沢みゆちゃんは小学5年生。
みゆちゃんはおウチの本屋を手伝うとっても気立ての良い優しい女の子。
しかしそんな みゆちゃんには大きな悩みがありました。
それは…その本屋は、実はえっちな本ばかり売ってるということ!
恥ずかしがりながらも、ズバ抜けた知識をもつ
(えろ本)マイスター・みゆちゃんのお店でなら、あなたの好みにピッタリの本がきっと見つかる!?
月刊ガンガンJOKERにて連載。
Twitter のマンガ好きの方たちの話題に上っていたので読んでみました。
えっちな本ばかり置いている本屋で、ダメダメなお父さんの代わりに
小学5年生のみゆちゃんが切り盛りする、というシチュエーションのマンガ。
昨日ご紹介した「夕焼けロケットペンシル」とシチュエーション的には似通っているのに
こんなにも違うお話になるのかと個人的にそのギャップが面白かった作品です(;´▽`A``
小学生が店員として働くえろ本屋…
現実にあったら敷居をまたぐことすら不可能なそのシチュエーション。
しかし、その本屋には常連のオトナの男性達が
気軽にみゆちゃんに挨拶したり、立ち読みをしていたりする様子が描かれていて
小学生の前でえろ本買おうとしている後ろめたさや恥ずかしさは微塵も無い
和やかな雰囲気が漂っています。
しかもあろうことか、みゆちゃんは客に自分の好みに合った本のオススメを聞かれるという
軽い(?)セクハラまがいの相談を受けたりします。
それを赤面しながらも幼少から親しんできた(!)えろ本の豊富な知識の中から、
ぴったりのマンガをオススメしちゃう、まさにみゆちゃんは えろ本マイスター!
しかも常連のお客さんの好みを熟知していて、新刊本の中から選り分けてくれるという
みゆちゃんのこの設定がぶっ飛んでいて面白いんです(;´▽`A``
作品自体のエロ要素は、セクハラ発言以外にはぱんつすら描かれないところも、
あくまでもエロ要素を「エロ」ではなく「コメディ」として扱っていて妙に安心できますw
そんなみゆちゃんが店員をする中沢書店に毎回様々な人がやってくるのですが、
合間に入るセクハラ要素に赤面しつつも、一所懸命に応えようとするみゆちゃんのお話は、
むしろハートフルな筋立て。
変態という名の紳士な方はきっと楽しめると思いますよ。
尚、いつもこのブログをご紹介下さっているアキバBlogさんには、
「スペシャル描き下ろし版」として4コマが掲載されています。
こちらもご覧になってみてはいかがでしょうか。
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