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モバイルガールめもり [アクション]


モバイルガールめもり (りぼんマスコットコミックス)

モバイルガールめもり (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 大岡 さおり
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: コミック


モバイルマスターは絶対逃げちゃダメなのよ

小日向めもりは新米のモバイルマスター!
西暦2222年
地球には異常電波が飛び交うようになり、
そこから人々に悪さをする怪物「ウイルス」が発生するようになっていた。
モバイルマスターは「モバイル」と呼ばれるペット型機械を
自らの意志の電波―精神力で操り、ウイルスを退治するのだ!
…しかし めもりはウイルスの前で足がすくみ、モバイルも上手く操れないおちこぼれ。
彼女がとあることで真のモバイルマスターに目覚めたとき―
誰もがなし得なかった伝説のモバイルとの融合が発動する!
「モバイルリンク!!」

りぼんで連載 全1巻。
りぼんのコミックを私が購入するのはだいぶ珍しいです(;´▽`A``
きっかけは本屋での表紙買いでした。
ご覧になると分かると思うのですが、あの背表紙が統一されている
りぼんコミックスらしからぬ、いかにも角川とかメディアワークスとか、
そういった出版社の作品に近い絵柄をしていると思いませんか。
いわゆる「おちこぼれなメガネ女子が、変身したら強気の強力魔法少女に!?」という
変身魔法少女モノなわけですが、なんたって単行本の帯には
「変身魔法少女が好きな人全員集合☆ オキテ破りのおバカ系 超ど級ファンタジー!」
とか書いてあるんですよ? これは買わざるをえないじゃないですか。
だって魔法少女好きダカラ。
最近はりぼんもこういう表紙を許してるんですかね~
いずれにしても大岡さん(著者) 川谷デザイン(カバーデザイン) ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

…さて、随分変なテンションですが、読む段になって初めて気付いた
「りぼんコミックス」の文字がそれだけ衝撃的だったということで、
お話の紹介に入っていきましょう。

西暦2222年、地球は増えすぎた電子化の影響か、
電磁波から悪い魔物が発生してしまうようになったという設定。
いや~ これなんかは今やりぼんを読んでる女の子達でも
ケータイを持ってる今の時代ならではの設定ですね。
とはいってもウイルスを退治するのは、電磁波を遮断する板とかではなくて
頭からアンテナをぴょこんと立てた、ミニドラゴンとか子犬とかの姿をした
可愛いマスコットキャラクター。
めもり達は学校に通って、このモバイルを操り、
ウイルスを退治する「モバイルマスター」としての教育を受けています。

めもりは、かつて伝説のモバイルマスターとして知られた亡き母のモバイル―
猫の顔にこうもりの羽をつけたような姿の「スペード」を父親から譲り受けます。
弱虫でいいとこ無しのめもりに、スペードは口うるさく、しかも密かに憧れていた
優秀な剣先君にもバッサリと「やめたら?」と言われ、落ち込みモードに。
そこからのお話は自体は王道で、実は口うるさかったスペードが自分を信じてくれていると知って
めもりは立ち直り、ウイルスと戦ってピンチに陥っていたメモリと力を合わせて戦うどころか、
誰もがなし得なかったモバイルとの融合まで果たして(変身して)強力な力を身につけるのです。

img501.jpg
そんな感じで、その後も めもりとスペードは時々喧嘩しつつもいざとなったら結束して戦ったり、
めもりに辛らつな言葉を投げた剣先君がライバルになったりして進んでいきます。
お話はオーソドックスながら、この剣先君が意外にコミカルなヤツで、
帯にあった「おバカ」なノリで展開していきます。
めもりの女友達みたいなキャラは出てこず、この剣先君との話がメインだったのですが
そんなノリのためにラブコメ要素は全く見当たらず、それが男である私にはとても読みやすいのです。

目玉はもちろん「変身」。
毎回その場の状況に応じた「○○モード」に変身し、コスチュームも変化します。
変身ヒロインものの醍醐味であり、変身に合わせて毎回変化する戦い方も
バラエティに富んでいて飽きさせません。
ライトな変身魔法少女モノがビビっときたら、楽しめると思いますよ。


大岡さおりさんのblog → ケーキミックス

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