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宮本から君へ [燃え]


定本 宮本から君へ 1

定本 宮本から君へ 1

  • 作者: 新井 英樹
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2009/01/17
  • メディア: コミック


以前ご紹介したアイアムアヒーローのご紹介記事を書いていたとき
著者の花沢健吾さんのWikiで目にしたので購入してみました
これは…… アツいっ!

モーニングで連載
「反・島耕作を意識して描いた」というこのマンガは
女性にモテて スマートで 賢い島耕作の真逆をいくサラリーマンマンガです
とある文具メーカーの営業・宮本が
ビジネスの世界で自分の意思を貫いていく熱血もので
スマートとは程遠い 恐ろしいほどストレートで そして底抜けにアツいセリフが
ページを繰るごとに連発します!

私が購入したのは「定本」と銘打たれた1冊750ページの分厚いものですが
本の厚さもさることながら なんと言ってもこの暑苦しい表紙!(^-^;
1巻では競合する大手会社と文具の受注を巡って
宮本が先輩・神保とともにあちこちの下請け業者を駆けずり回るお話
…なんてあらすじだけ書いても何も伝わらない!

よく気が回って取引先にうまく取り入るライバル側に対して
宮本は自身の納得のいかないところは どストレートに後先考えず意見してしまい
何度も取引先との関係をこじらせてしまいます
「大人になって」呑み込んでしまえばいいことを ただの平社員の宮本が反対してしまう
ゆえに何度も周りから叩かれ 凹まされ その度に自分が全く子供であることを
自覚しつつも またカッとなってやってしまう

そんな彼が先輩の神保や 頼れる上司・小田課長 同僚の田島らに
自分の本音やダメな自分を 受け止めてもらっていることを
自覚していくうち 相変わらずあちこちぶつかりながらも
徐々に「俺が」「俺が」という態度から成長していく様子が見所です

img019.jpg
宮本もいいけど なんたって周りの人たちが本当にイイやつらなんです!
私が好きなのは神保と僅差で小田課長かな
甘っちょろい意見を述べる宮本に要所要所で釘を刺しつつも
肝心なところではひたすら宮本の聞き役に徹し それが間違っていないことなら
あの手この手で全力でサポートしてくれる姿は惚れるなという方がおかしい
特にサウナでの根くらべは印象的です

その他 ライバルに競り勝つために無茶苦茶なサンプル製作の要求に対して
最終的には快く引き受けてくれる業者の人たちも実に男気あふれています

この作品 話の最初のほうは恋愛ものですが
途中から方針を変更して上記のようなビジネスストーリーに突入していきます
ご覧になる場合は 最初の方だけではなく とりあえず1冊!読んでみてください
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