女犯坊 [燃え]
「仏を食らえ~!」
恨み辛みをもった108の女たちの煩悩が 現代に再び怪僧・竜水を甦らせた―!!
都会に巣食う現代の悪鬼どもを 自慢の男根と仏の御力で叩っ斬る
血湧き肉踊る 勧善懲悪 ストーリイ!!
週刊マンガサンデーで連載し 完結しています
私が毎回拝見させて頂いている「成澤大輔の『マンガを読むので忙しい!』」にて
「怪作」として絶賛されていましたので読んでみました!
かつて週刊少年マガジンで「聖マッスル」を連載し
「おぞましい」とまで評された筋肉表現が
後の格闘マンガに受け継がれたと言われる
巨匠・ふくしま政美さんの作画
1974年から1976年まで成人向け雑誌「エロトピア」にて連載された
「女犯坊」の現代編というべき作品です
この方1948年の生まれ(Wikipediaより) ということですので
既に還暦過ぎている方なんですね~
しかしまるで今が男盛りのようなマンガを描かれる方で
凄まじい筋肉を持つ大男・竜水が自慢の男根で
悪霊に憑かれた女子大生や 人々に酷い仕打ちを行う
極道の情夫・組長の娘などを次々と征服していきます
そして黒幕の脂ぎった悪役には仏の御姿が浮かび上がる蹴りで容赦なく叩き潰す
もうとにかく このエロスとバイオレンス!
細かい理屈不要の単純かつ豪快な筋を
「覚悟のススメ」「シグルイ」の山口貴由さんや
「グラップラー刃牙」「餓狼伝」の板垣恵介さんのような
恐ろしく描き込まれた筋肉表現によって印象的な作品たらしめています
良くも悪くも「昭和50年代」を代表するようなマンガじゃないかなと
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