ご存知!!オタクの用心棒 [ギャグ]
時代劇でおなじみの用心棒が もしもオタクだったら―?
1992年に月刊少年チャンピオンで掲載された表題作「オタクの用心棒」を含めたギャグマンガです
その他にも異なるギャグマンガが収録されていますが表題作に絞ってご紹介します
劇画調でコワモテの用心棒が 実はディープなアニメオタクというギャップが面白い!
1992年といえば「オタク」という言葉がかなり世間で認知されるようになった頃だと記憶しています
アニメで言えば「美少女戦士セーラームーン」「幽遊白書」「紅の豚」…
ガンダム好きなら「0083」が世に出たのもこの年です
ウッチャンナンチャンが出演した映画「七人のおたく」も公開され
1989年の宮崎勤による連続幼女誘拐殺人事件という痛ましい事件によって
一気に世間に認知されるに至った「オタク」という人々を
様々なメディアで扱うようになったのだと思います
このマンガでは時代劇でおなじみの人々が
すべからくアニメオタクとして出てきます
決闘の約束を「その時間はアニメがあるから」と断ったりとか
録画中のアニメに緊急速報が入ってブチキレたりとか
人気声優日高のり子のライブにむさくるしい
浪人者達が大挙して押し寄せたりとか
集金を迫るHNKからの刺客を次々と倒していったりと
しヴい侍のおっちゃんが大人気ないセリフを
これでもかと叫んでくれます
当時は録画と言えばVHSビデオデッキ全盛の時代でしたので
当時アニメに興味を持っていた方でなければ
今ひとつピンとこないネタもいくつかあるとは思いますが
そのアニメにかける情熱は 当時を知らない方でも「分からないけどオモシロイ!」
と思えるんじゃないかな~
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