ペンとチョコレート

ペンとチョコレート 1 (まんがタイムコミックス)

• 作者: ねむ ようこ
• 出版社/メーカー: 芳文社
• 発売日: 2009/09/08
• メディア: コミック

　人気不振により連載の打ち切りを告げられた漫画家フタバトワコ
　明日からまた持ち込みからやり直しかと周囲が噂しているところへ
　別の編集者・秋元が新担当を買って出る
　「僕にフタバさんを譲ってもらえませんか？」
　そして秋元との再起へ向けての活動が始まり
　仕事を通じてフタバは秋元の誠実で熱心な態度に徐々に惹かれていく…


まんがタイムラブリーで連載
漫画家が担当編集者に恋をするというものです
「編集者が自分に掛け値なしの恋心を抱いてくれるか？」
が大きな見所となるわけですが1巻では
大きな波乱は無く　概ね二人の仲は順調に終わっています

編集者と漫画家…今回も「担当を信じ過ぎちゃいけないよ」
というお話が出てきます
編集者は飽くまでも仕事のパートナー
利害が一致しなければどんな手を使ってでも…
というのはよく見る展開です

掲載誌は存知あげないのですが誌名から察するに
ハッピーエンドになりそうな気がするのですが…
とか気になってしまったらこれは惹き込まれている証拠なのでしょうね


【ペンとチョコレート　2巻】　2010-06-10 01:45 更新

ペンとチョコレート 2 (まんがタイムコミックス)

• 作者: ねむ ようこ
• 出版社/メーカー: 芳文社
• 発売日: 2010/06/07
• メディア: コミック

私の名前はフタバトワコです

あっという間に完結してしまいましたね
さすが「午前3時の無法地帯」を描いた著者さんだけあって
中篇マンガを卒なくまとめあげてきます
ご本人はようやくキャラが　こなれてきてこれからだ！っていう
名残惜しい気持ちでいらっしゃるようですが…

さて2巻は　どんどこお話が急展開をしていきます
秋元さんの気になる女性の登場
そうこうしているうちに面白い新人が出てきて　仕事でも再びトワコは崖っぷちに！
とどめは秋元さんがフタバの担当から外れることになり
焦ったトワコは秋元に告白するが…！
というようなお話なのです

しかしやっぱり秋元は秋元でした
悪役になれない彼を運命が引き裂く…っ　という展開はやっぱり崩せないんだなあ
というのが少し残念でもあり　でもこれが「午前3時の～」を描く　ねむようこさんの
カラーなんだろうなと納得もしたり