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R-中学生 [青春/自分探し]


R-中学生(1) (ヤンマガKCスペシャル)

R-中学生(1) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 作者: ゴトウ ユキコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/06
  • メディア: コミック


「君のナプキン 僕にくれ」

中学生―
それは第二次性徴を迎え 男女が互いに性を意識し始めるお年頃
目覚め始めた中学生たちの 暴走する性衝動(リビドー)を
生々しさたっぷりに オムニバス形式で描いた青春コメディです
こっそり部屋に隠したエロ本 同級生の女の子のブラチラ
何かといえば興奮し 衝動が抑えられない
そんな彼らをリアルに描いています
これで著者が女性だというのだから唸ってしまいます(;´▽`A``

ヤングマガジン誌上で連載
アキバBlogさんで紹介され興味を持ちました

もうーとにかく主人公の伊地知・吉倉・堀田という3バカトリオがいい味出してます!
…いや いい汁出してます!(;´▽`A``
エロ本やエロビデオで手に入れた知識で毎日毎日飽きもせず
教室で猥談に興じる様子が もう脳みそだだ漏れ
中でも堀田のえろがっぱさ加減は群を抜いています
エロいことに興味がありすぎてありすぎて
女子が近くで思いっきり眉をひそめるのもかまわず
給食のフレンチドレッシングを「ザー●ン!」とか言って
盛り上がっちゃうこの空気が笑っちゃうくらい清清しい

1話はそんな3バカの1人・伊地知の物語
彼はいわゆる「臭いフェチ」で汚物の臭いに性的衝動を感じる男の子
そして更に 彼は事のほか女子トイレに残された女子の使用済みの生理用品の
臭いを嗅ぐのが大好きという …うわあ女子がドン引きしてる(;´▽`A``

ある日 いつものように彼が放課後の女子トイレで臭いを嗅いでいると
偶然出会ってしまった下級生の女子にその姿を見られてしまいます
互いに悲鳴をあげて なんとか言い繕おうと必死に言葉を探す伊地知君
ふと同様にあたふたしている彼女の 太ももから伝う経血が視界に入ったとき
彼からやっと出てきた言葉は
「君のナプキン 僕にくれ」

この辺の咄嗟に出てきた言葉 咄嗟の行動が
本当はそんな場合じゃないのに ぐいん!と強引に
目の前の性の匂いに引き寄せられていく様子が本当に中学生!
その後 伊地知君は彼女と なんとつきあいだすのですが
ここからの展開が非常に切ないのです…

img173.jpg
その他のエピソードでは
3バカの1人・級長の吉倉が同級生女子の大人っぽい黒いブラに釘付けになる話
更に堀田が隠し持っていたエロいDVDやらが母親に見つかって家族会議になる話
周囲の大人っぽい同級生に比べて幼児体系に悩む女の子の話
3バカを自分よりも進んでいるヤツらだと思い込んで 勘違い行動をする野球部キャプテンの話
そして最後は 個性的過ぎる各話の男女が総登場となるドタバタコメディと実に飽きさせません
まぶしいくらいに性の興味に正直な 愛すべき中坊達の性春ストーリー 必見です!


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