サラリーマン田中K一がゆく! [ギャグ]
玩具メーカーヨイコトーイで営業をしている田中K一を主人公に
'86当時の玩具業界での営業の日常を作者の実体験を基に描いたコメディ
作画が巨匠・手塚治虫に酷似しており
その上ギャグはほぼ下ネタというギャップがまずオモシロイ(´ω`)
1話が私には衝撃的で ヨイコトーイで売っている
着せ替え人形リ○ちゃんに熱したカッターをある部分に押し当てて
「魂を入れる」 という話でがっちりハートを掴まれました
基本下ネタを入れつつ進むのですが サラリーマンが主人公なので
業界の話がふんだんに出てきて 表紙がビジネス新書のような体裁を
しているのも伊達ではありません
アニメの放映スケジュールにあわせたおもちゃの売り時とか
ノルマを達成するために無理くり問屋さんに仕入れさせたはいいが
大量の在庫を抱えさせてしまってムキムキの問屋のおじさんに
ぶん殴られて出入り禁止を喰らったりとか
単純におもちゃ業界のトリビアを増やすために読むのも良いのでは
時に解説が多過ぎて読むペースがスローダウンする部分もありますが
それでも最後まで一気に読ませてしまうのはさすがです
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