これが私の中二病 勇者かよこの黙示録 [ギャグ]
著者である斎藤かよこさんの子供時代の実録だそうです
読んだ感想としては
「『陽の中二病』とでも言うべきタイプの中二病患者っているんだなあ」
でした
小学生の頃から「剣と魔法のファンタジー」に
どっぷりかぶれた「かよ子」が「私は勇者だ!」
という脳内設定のもと 小・中・高校そして社会人へと成長していく物語
必ずと言っていいほど 中学時代には小学生時代を
高校時代には中学生時代を 社会人になった時には高校時代を
「恥ずかしい過去」として振り返っているのが すごく共感できます(;´▽`A``
中二病といえば 2ちゃんねるの有名な「邪鬼眼」の話のように
自分はどっぷりマイワールドに浸りきり 周囲の人と隔絶された
暗~い妄想をしている姿が描かれているのではと思ったのですが…
ある意味それは肩透かしをくった感じです
でもその分「こういう子もいるよね」と軽く言えちゃう読みやすいものになっています
あまりにどろどろしすぎて 読んでるこっちの中二病体験とか
思い起されちゃった日には それこそ「禁書」になっちゃいますからね(;´▽`A``
かる~く読んで笑い飛ばせる本じゃないかなと思います
2010-01-02 01:00
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