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白い本の物語 [青春/自分探し]

img001.jpg白い本の物語

作者:重松成美
出版社/メーカー:小学館
発売日:2010/01
メディア:コミック




舞台はパリ
本の装飾家:ステファン・ボッシュと製本家:ステファン・ルイに出会う少年リュカ
「本を作る」二人の職人に憧れたリュカが 彼らの工房で一冊の本を創り上げるまでの物語です

今年 IKKI COMIC rare というシリーズが刊行されました
第一弾が先日お伝えした「東京アサイラム」と今回ご紹介する「白い本の物語」です
詳しくはこちらをご覧頂ければと思いますが
要は「出版社が同人誌出しちゃうよ」ってことなんでしょうかね

さて「白い本の物語」ですが
この物語に出てくる本とは 印刷所で大量に刷って出回っているものではなく
製本が手作りの ハリーポッターとかで出てきそうないかめしい装飾が施された書物のことです
リュカは愛書家だった父の愛した本のことを識りたいと二人のステファンに
教えてもらいながら一冊の本を創っていきます

一方 とあることでリュカという異分子を迎え入れる事になったボッシュとルイは
リュカの生き生きと本の製作に打ち込んでいく様を見守りながら
リュカを迎え入れた大らかなボッシュも そして閉鎖的な性格のルイも
次第にリュカを受け入れ そこに昔の自分たちの姿を重ね合わせていきます

本が完成し 全てのページが一つにまとまったとき
リュカもまた 2人のステファンにとって かけがえのない3人目となっていく
静かだけれど じわっと暖かくなる そんな作品です


※2010年1月15日21:00現在 AmazonでIKKI Comic rareシリーズの
書籍の取り扱いは無いようです 気になった方は大変お手数ですが
別の通販サイトでご購入頂くか 小学館のサイトにてrareシリーズの
取り扱い本屋さんを調べた上で本屋に足を運んでいただくと良いかと思います
大変お手数をおかけしますが お気に召しましたらぜひご覧になってみてください
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