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弱虫ペダル [燃え]


弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 渡辺 航
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2008/07/08
  • メディア: コミック



千葉県立総北高校の新入生・小野田坂道は毎週秋葉原に通うオタク少年だった
中学時代には遂にオタク友達に出会うことが出来なかった彼
真っ先に向かったアニメ研究部は しかし部員の不足で廃部になっていた…

「オレと勝負だ」
ある日坂道は 同じ新入生の今泉俊輔に勝負を挑まれる
中学生時代に自転車ロードレースで県内屈指の実力を誇った俊輔は
先日 坂道が学校の裏門に続く斜度20%以上の「激坂」を
ママチャリで鼻歌交じりに登る姿を見て 坂道自身が意識していない才能に気づいたのだ
負けたらアニ研に入るという俊輔の言葉に 勝負に応じる坂道
彼は 小学3年生の頃から千葉から秋葉原まで片道45km以上の道のりを
「電車賃が勿体無いから」と毎週ママチャリで通っていたのだ―!

週刊少年チャンピオンにて連載
自転車レースを描いた今話題のマンガです
タイトルだけは聞いたことあったのですが
読んでみようと思ったきっかけは大分前の話なのですが
Podcast「ゲーム脳ばと」でロードレース用の自転車の話をされていたあたりで
話題になったからだったと思います

さて お話としてはメガネで気弱で 体育会系の人はちょっとニガテという
典型的なオタク少年が 隠れた自身の才能に目覚め
今泉ら同じ新入生と 自転車競技部のアツい先輩達と
インターハイ優勝を目指すというお話です
オタク少年が 小学生の頃から好きで通っていた秋葉原までの長距離走行と
軽いギアのままで固定されていたママチャリで鍛えた高速ペダリング
そしてオタクならでは(?)の一途なハートを武器に 自転車レースで大活躍をする
という ちょっと凄い設定ですね(;´▽`A``

しかしそんな違和感など このマンガを読み始めると気にならなくなります
もうとにかく自転車の疾走感が本当に巧い!
レース用の自転車であれば時速20~30km 本気を出せば
街中を走る自動車にすら追いつけるほどのスピードも出すことが可能な世界
集中線 擬音の迫力はもとより 吹き出しの形すら疾走感に満ちているんです

img334.jpg
今泉君との上り坂勝負で 自転車レースの楽しみに目覚めていく坂道君は
関西からやって来た赤毛の人情家・鳴子章吉とも とあることで友人になります

全くの素人だが素直な性格で 猛烈な勢いで成長していく小野田坂道
理知的に自分を制御して 計算されたレース運びをするオールラウンダー今泉
そして 根性とアツいハートで平地最速を目指すスプリンター鳴子
これに彼ら3人の実力を認め インターハイ優勝という目標のため
彼らを冷徹に しかしこれまたアツく指導していく自転車部の先輩たちを加え
一丸となってインターハイを戦っていきます

私 自転車レース自体観た事がなかったので
自転車レースは個人競技なのだと思っていたのですが
チームで役割を明確に決めて
一行の先陣を切って 後続の風除けをする人 とか
エースを先に進ませて あえて後続のライバルたちを足止めをする人 とか
そんなチームワークがあるというのも初めて知りました
高校スポーツ青春ものとして チームメイトと育む友情!
という 要素もきっちりあるわけです

あとこのアツい展開に加えて 続々と出てくる各キャラクターに
あだ名があるのも妙にカッコイイです
「神奈川の最速屋」
「暴走の肉弾頭」
「山神」
「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」
などなど…
名前とあだ名を叫ぶだけで散っていくチョイ役も含めて
明確に色分けされた個性豊かなキャラクター達

読んだ後 ウズウズして自転車で走り出したくなるような
間違いなくそんな気持ちにさせられるマンガです


渡辺航氏のblog → 「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
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