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COMITIA100 同人誌感想4 [同人誌即売会]

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即売会名: コミティア100
開催日: 2012/5/5
メディア: コミック










毎日更新行けるかな?とか言った直後に間に合わないというね…orz
とにもかくにもコミティアで購入してきた同人誌紹介4回目でございますよん。


ぱへかへ
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COMITIA100 OMEDETOU BOOK
「蒲田魔女」や「貧乏姉妹物語」等を描かれている黒タイツスキー・かずといずみさんのサークルの新刊はタイトル通りのコミティア100回記念特別号的な。
コミティアは2001年開催の56回目から参加されているという立派な古参のかずといずみさん。
その11年の間に一時は商業作家としての自信を失ったこともあったけれど、コミティアがあったからこそマンガを描くことを辞めなかったと語ってらっしゃいます。10年以上の話しともなると、もはやその人にとっての歴史みたいな重みを感じます。
そして後半は記念すべきコミティア初参加時に持ち込んだ同人誌「冬日」の再録。
ぱっと見絵的には懐かしさを感じる絵柄ではありますが、可愛らしい恋のお話だったりするので初参加でも即売会ですぐに固定ファンが付きそうなレベルではあったのがある意味面白くないとか思っちゃったり。もっと素人くさいと良かったn(ry

【既刊感想】
くろよめ/妄想ねこねこ帳/エルフさんはたいくつです。/ことりちゃんUNDER
黒田何時子と私
Request?
だってさくらが好きだから
みずぎの/まとめの




ねじれ学会
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汚部屋のよーせーさん
美人な上に学業優秀、スポーツ万能、品行方正なクラスの人気者な女の子・ケイコの部屋に、ある日可愛らしい妖精が現れて…?
コミティアで偶然通りがかって手にとってみた一冊。
学校に妖精を連れてきたケイコは、妖精の存在を疑ってかかる友人のサエコとオカルト大好きなタケルにそれを見せて3人で一盛り上がり。そも何故彼女の部屋に妖精が現れたのだろう?というのがオチの10ページほどのお話。
小規模な作品ではあるのですが、妙に女の子の絵に愛嬌があって可愛い。あと黒髪のベタの所々塗り残してある表現が好みと、こうちくちくとノリや画的なところで私の好みのツボが刺激されクセになる味わいw
それだけにお話のオチが若干弱いというか「え、この先無いの?」という終わり方をしたのが残念だったかもしれない。かもしれない。



ダイオキシン
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いろんなやつ -ダイオキシン コミティア総集編-
「ひらめきはつめちゃん」や「はるみねーしょん」などの作品を連載されている大沖さんの、コミティアで発表された作品のまとめ本です。
いつも前日にそれまでに考えておいたネタをもとにえいやっと創ってるのだそうで、それを念頭にこの総集編で過去の作品を見返してみると、サインペンのようなざっくりした線で枠線までフリーハンドな画の味わいに一夜漬けで描いてる大沖さんの姿の想像も加わって一層面白く見えてきます。
作品を読んで気に入った編集者がほぼそのまま商業誌に掲載したという同人誌版「ひらめきはつめちゃん」が冒頭に収録されている他、中でも私が一番笑ったのは 医者に癌と宣告されて「ガーン!」というリアクションを取るのが夢 というおっさんが、精密検査の結果を聞きに行くという「おっさんの夢」です。
夢を叶えるため医者がこう言ってきたらこう返そう、というリアクションを入念にシミュレーションしているおっさんの一人芝居も面白ければ、そのシミュレーションの果てに医者が告げた検査の結果に対するおっさんのリアクションが素晴らしい!
オチが素晴らしいと言えば2011年に商業誌でも書きなおしたものが掲載されたという「漠然とした恋」なんかはコメディばかりの大沖さんの作品の中では一風変わったほろ苦いオチが良かったなあ。
書き下ろしとしては各作品の間に感想を挟んでいたり、最後にコミティアに参加するきっかけとなった4ページのお話が収録されていたりします。

この同人誌が委託販売されるかは分からないのですが、ComicZINにて委託が始まっているそうですよ。収録作のうち3作ほどは公開されていますので以下に貼っときますね。

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