崖っぷち天使マジカルハンナちゃん [ギャグ]
崖っぷち天使マジカルハンナちゃん ① (バンブーコミックス)
- 作者: 佐藤 両々
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/04/27
- メディア: コミック
お前も捨てられたの?
道上帆南(みちがみはんな)は某会社で事務職を務める29歳のアラサー女性。
少女の頃は魔法っ子に憧れたりなんかしたこともあったけれど、今は毎日のやりがいのない仕事を淡々とこなすだけのごく普通のOL。
おまけに誕生日を迎えたその日に4年付き合った彼氏にもフラれ、気分はどん底。
したたかに酔って帰途についた彼女は、道端に寂しく転がった猫のぬいぐるみに思わず話しかけてしまうのだった…
「…お前も捨てられたの…?」
その瞬間、帆南の身にとんでもない変化が訪れた!
ファンシーなメロディと桃色光線、着衣は花をイメージしたひらひらの衣装…!
そう、その猫のぬいぐるみのようなモノこそ、魔法の世界からの使者。
帆南はアラサーにして魔法少女・マジカルハンナとなったのだ…!
自虐の詩 [ハートフル]
ましまろ文學ガール [恋愛]
私は心のままに自由に文學を愛したいだけなのに
時は大正…
女学生の星野百音(ほしのもね)は、校内ではちょっとした話題の女の子。
周囲のグループに属すこともなく、四六時中「文學」に没頭する彼女は、変わり者として受け止められていたのだった。
「下世話な大衆小説」にうつつを抜かす百音の姿に、先生も下宿先の叔父も眉をひそめては度々注意する。
「そんなことでは良き母・良き妻にはなれない」と。
「どうして?私は心のままに自由に文學を愛したいだけなのに―」
そんなささやかな願いは周囲の理解を得られることはなく、百音はただ一人、文學を読んで湧き上がった思いをせめて懐に忍ばせた手帳に書き溜める日々を送るのだった…
そんなある日、馴染みの印刷所に見慣れぬ青年が現れる。
彼は派閥争いやくだらない論争に縛られない自由な気持ちの表明を謳う気鋭の「文學倶楽部」の一員だった。
これこそ私の望んでいた仲間だわ…!
思わず青年に声をかける百音。しかし「女子供の遊びじゃない」とにべもなく突っぱねられてしまう。
「女だから」「女の子なのに」「女のくせに」…
ああ、いつものその言葉…
こんな風にしたいこともできないまま、私は結婚して家の為に子供を産んで生きていくのだろうか…?
(…そうだわ、もし自分が女じゃなかったら…)
そうして百音は、男装をして女人禁制の文學倶楽部に入りこむことを決意する。
男尊女卑が当たり前だったこの時代、果たして百音は自分の「文學」を貫いていけるのだろうか―。
狭くて浅いやつらに出演しました!3 [特集もの]
サワダシンヤさんのサブカル系Podcast「狭くて浅いやつらに」三度お呼ばれして参りました~
今回は新川直司さんの「さよならフットボール」と、
ちょっとだけ「四月は君の嘘」についても触れています。
こちらでも微力ながら2010年の私的マンガランキング等で大プッシュした作品でございます!
第二次性徴を迎え徐々に絶望的に開いていく男女の体格の差…
誰よりも激しくひたむきにサッカーと向きあう女の子・恩田希が
男子サッカーに立ち向かっていくキラキラした青春ストーリー!
まだ読んでない方は書店へGoだ!
もちろん「四月は君の嘘」も一緒にね!
狭くて浅いやつら #115「さよならフットボール」
エキサイトに掲載された新川直司さんのインタビュー
→ 足りないのはLOVEとヤンキー『四月は君の嘘』新川直司インタビュー前編
今回は新川直司さんの「さよならフットボール」と、
ちょっとだけ「四月は君の嘘」についても触れています。
こちらでも微力ながら2010年の私的マンガランキング等で大プッシュした作品でございます!
第二次性徴を迎え徐々に絶望的に開いていく男女の体格の差…
誰よりも激しくひたむきにサッカーと向きあう女の子・恩田希が
男子サッカーに立ち向かっていくキラキラした青春ストーリー!
まだ読んでない方は書店へGoだ!
もちろん「四月は君の嘘」も一緒にね!
狭くて浅いやつら #115「さよならフットボール」
エキサイトに掲載された新川直司さんのインタビュー
→ 足りないのはLOVEとヤンキー『四月は君の嘘』新川直司インタビュー前編
【関連エントリー】
・さよならフットボール
・マンガランキング2010
・四月は君の嘘 (月刊少年マガジン掲載第1話)
・四月は君の嘘 (単行本レビュー)
87CLOCKERS [コメディ]
さすらいエマノン [青春/自分探し]
旅をするのは さすらい続けるのは 私の本能 自分の内部からの行動なの
さすらい続けていることは宿命なんだと思う
私は名なしのエマノン
名前なんてただの記号だし 私にとっては意味がないから…
私は生まれついたときすでに母の記憶を持っていた
母の記憶も祖母の記憶ももっと前の先祖の記憶も…
もっと前の人間でなかった頃の記憶まで持っていた
30億年の間子孫から子孫へ身体を乗り換えながら生きてきたというわけ
なぜかわからないけどそういうふうに生まれついている…
30億歳になっても泣いたり笑ったり恋をすることもあったり…
でもみんな去ってしまう みんな私だけを残して過ぎ去っていってしまう…
変わらないのはこの海と空だけ…
(さすらいエマノン'67 第一話冒頭より)
甲子園の空に笑え! [青春/自分探し]
甲子園まで何マイル? マイクロ・バスで行けるかなー
九州のド田舎・私立豆の木高校にやってきた新任教師・広岡真理子は、ひょんなことから弱小野球部のカントクをすることになりました。
部員たちは皆一生懸命な楽天家。体育会系の暑苦しさは微塵ももたず、空振り、トンネル、なんでもござれ。こけつまろびつわははと笑う。弱小も弱小の彼らの目標は「県予選一回戦突破」!
ところがいざ県大会が始まってみると、何の因果か気まぐれか、我らが豆の木は予想外の強運であっさりちゃっかり勝ち進む。
ついにはまさかの甲子園出場まで漕ぎ着けて…さあ、豆の木たちの健闘やいかに…?
俺物語!! [恋愛]
オレは所詮赤鬼だから 青鬼のようにはやれないが
好きだと思う人には 笑っていてほしいと 幸せになってほしいと 思っている
「ウソだと思うでしょ? このイカツイ顔だし、しょうがないよね。
でもダマされたと思って読んで! この男に 絶 対 ホレるよ」
と書かれた帯、今回ご紹介するのは少女マンガです。
で、まずはなにはなくともこの主人公を見よ!
ムサくてゴツくて唇の分厚い男…いや「漢」、その名も剛田猛男!
かろうじて右上と左側に美少女とイケメンがいるお陰で少女マンガと言ってもギリ通じるものになっていますが、こんな無骨な主人公は珍しいですよね。青年誌のスポーツモノみたいです。
でもこの主人公で展開されるお話はれっきとした「ラブコメ」。
それも胸キュンもののピュアラブストーリーなのです。(^_^;)
女の穴 [恋愛]
そうでもなければ
そうじゃなければ
コミックリュウにて掲載、1巻完結。
現在も復刊されたコミックリュウやスピカなどで連載をされている ふみ ふみこさんの処女作品集です。
表題作の「女の穴」にリュウ掲載分の「女の頭」「女の豚」、そして描きおろしの「女の鬼」におまけマンガを加えた計5話からなる短篇集。月刊フリースタイルで企画された年間のコミックランキング「このマンガを読め!2012」にもランクインされた本を今回はご紹介してみます。
ふみふみこさんの描く 可愛くてエロくて純粋で、そしてエグみのある女の子たち。
2009年に「西島大介のひらめき☆マンガ学校」に参加されたこともあるという著者の、読後に何か心にしこりのようなものを残す物語です。
ばくおん!! [コメディ]
バイクに乗ればワクワクできる?
心にぽっかり空いた穴を埋める為にバイクに乗る?
大自然と一体になれる?
なんでバイクを語る言葉はこんなにも陳腐なんだ!!
「バイク×JK」という組み合わせに、私は失礼ながら最初「自転車×美少女」の流れに便乗した微妙に安直なテーマだなあとぼんやり思っておりました。
バイクの免許も持ってないし、特にバイクが好きというわけでもない私。
妙にマニアックでスペック自慢されても解らないし…とも思ったものの、自転車ではなくバイクと女の子との組み合わせは珍しいといえば珍しかったし、掲載誌がバイクの情報誌ではなくヤングチャンピオンだったことから、とりあえず読んでみるか~ という感じ。
なんなら「はずれ」でもいいやみたいな(;´∀`)
しかし中身を読んでみるとこれが意外と面白くてイケる。
タイトルや表紙の眉の太めな女の子の絵からなんとなく想像できるかもしれませんが、けい○ん!!みたいなノリなのです。それがそれほどバイクの知識がない人間でも十分に楽しめるというか…もちろんバイク好きな方であればこだわりを語るキャラクターも出てきますのでより楽しめる物語になっていると思いますよ。
それではご紹介してまいりましょう