裁判長!ここは懲役4年でどうすか [スリル/サスペンス]
裁判長!ここは懲役4年でどうすか 1 (BUNCH COMICS)
- 作者: 北尾 トロ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/12/08
- メディア: コミック
これがリアルなんだ
裁判所―そこでは「犯罪」を巡った様々な裁判が日々行われている。
そして裁判の数だけの人間ドラマが語られるのだ…
原作者・北尾トロさんが傍聴した裁判の模様を語ったエッセイ。
それを同名でコミカライズしたのが、今回ご紹介するコミックです。
「裁判員制度」という言葉が世間の話題にのぼるようになってきた
2006年あたりから、「傍聴ブーム」という言葉が世間を賑わせたのは
まだ記憶に新しいところです。
この漫画はそのブームの火付け役である北尾さんの同名小説を下敷きに
コミカライズした松橋犬輔さん自身が傍聴したドラマを加えて3年間、
単行本にして13巻で雑誌の廃刊と共に一旦完結した漫画になります。
「これが本当に現実の人間の所業なのか!?」
と思わせる驚きのドラマがてんこ盛りです!
レネゲイド [スリル/サスペンス]
顔も見せないようなヤツにいいように遊ばれて…腹が立った
ただ一方的におちょくられたままじゃ気が済まない そのことを思い知らせてやる…
なんのことはない ただの遊びだった―
「殺し屋本舗 田嶋屋」
それが俺の運営するホームページだった。
「殺し屋」なんて看板を掲げてはいるが、要は誰かが恨んでるヤツの写真を送り、
それを俺がシャレの利いたコラージュをしてネット上にそっと流す。
そうやってネット上で殺されたヤツを見て 誰かが少し溜飲を下げる…それだけのサイトだった。
「ん~ たまーにいるんだよなァ」
その投稿を見て、俺はまたかと呆れ返った。
標的 御崎 志津 21才
報酬 4千万円
期日 4月10日…
それは本物の殺人サイトだと思って書き込むヤツからの依頼。
本当か嘘か…まあ嘘なんだろうけど、人の怨みは買いたくないねえ。
―しかし翌日、外出から部屋に帰った俺は、自分のアパートの玄関口で信じられないものを見た。
それは山と積まれた現金と、プリンターで打ち出された無表情なコピー用紙…
そこには前金の2千万円と、標的の情報、そして重ねて催促する4月10日の文字が…。
俺の知らないうちに部屋に どうやって!誰が…!?
そしてそれから俺の行く先々で突きつけられる「4月10日」の文字…!
俺は…どこかの誰かに見張られている…!?
うずまき [スリル/サスペンス]
渦…渦だ…うずまきだ……この町はうずまきに汚染され始めている……
私の名前は五島桐絵。
灯台の建つ小さな港と、町を見おろす山の中腹に建つ黒渦高校に通っています。
今、この黒渦町には奇妙なできごとが起こっていました。
それは、隣町の高校に通っている秀一君のお父さんの
「うずまき」に対する異常な執着から始まり、
風や道端の水路の水が渦を巻き、
やがては人が…渦巻きにとり憑かれていくのです。
「…なあ桐絵、オレと一緒にこの町を脱出しないか?」
深刻な顔でそう言った秀一君。
その時は「駆け落ち?」くらいにしか感じなかった彼の言葉が今では何となく解ってきました。
あの陰うつな海も、深く垂れ込めたうずまき雲も、渦を巻いた草木も
そして桶の中で自らうずまき状に収まって死んでいた秀一君のお父さんも…
全てはこの町を覆う うずまきの呪い。
そして私もまた…うずまきに呑み込まれていくのです―
千九人童子ノ件 [スリル/サスペンス]
おしまい
搬入機材(はんにゅう きざい)はその日、十何年かぶりに故郷の土を踏んだ。
しかしそれは凱旋ではなく、3本目の漫画連載の打ち切りが決まり、
収入の道が断たれた末の苦渋の選択だった。
「これは都落ちじゃない。また水面に浮かび上がるためには、もう一度深く沈まなきゃならんのだ!」
…しかし実家は既に弟と弟の家族のものだった。
翌日。
あからさまな家族の迷惑顔に追い立てられるように、
機材は桜が満開の千人塚にやってきた。
そこで彼は、小さな祠の前で「センクニンドウジ様」に一心に祈りを捧げる少女に出会う。
「もしやこれは漫画のネタになるかもしれない―!」
そうして機材は、村に伝わる「千九人童子」の伝承にのめりこんでいった…
魍魎の揺りかご [スリル/サスペンス]
ハカイジュウ [スリル/サスペンス]
ドラゴンヘッド [スリル/サスペンス]
ドラゴンヘッド(1) (ヤンマガKCスペシャル (519))
- 作者: 望月 峯太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/03/01
- メディア: コミック
闇や怪物やこんな…狂ってしまった世の中を恐れているだけじゃなくて…
そういうものに闘いを挑むことのできる心だけが
人を前に進ませられるんだとおばさんは思うのよ…
高校の修学旅行からの帰り道
青木輝(テル)達の乗った新幹線は 突然の激震に襲われ
浜松辺りのトンネル内で脱線事故を起こしてしまう
車内の人間はほぼ全員が即死
奇跡的に生き残ったテルは同様に生き残った瀬戸憧子(アコ) 高橋ノブオらとともに
崩落し出入り口が完全に封鎖されてしまったトンネル内で出口を求めて彷徨う
完全に外界から遮断されてしまった中で 人の死と絶望的な状況
そして暗闇による恐怖は3人を徐々に狂気へと駆り立てていく…
黄昏乙女×アムネジア [スリル/サスペンス]
デビルマン [スリル/サスペンス]
おれは からだは悪魔になった… だが 人間の心はうしなわなかった!
きさまらは人間のからだをもちながら悪魔に!悪魔になったんだぞ!
これが!これが! おれが身をすててまもろうとした人間の正体か!
「父がのこしたものをみせられる人間は不動明!きみだけなんだ!わかってくれるか!」
飛鳥了は絞り出すように訴えた―
考古学者であった了の父が残したもの
それは人間が地球に登場する以前の遥かな太古
地上を支配していた悪魔「デーモン」たちの記録だった!
彼らの記録によりデーモン達は地上を力によって征服していたこと
そして弱き者は容赦なく淘汰されるため
次々と合体することで力を増していったことを知る
「時間が無いんだ…デーモンは地球を人類からうばいかえそうとしている!」
そのためには デーモンの意識を抑えられる強い意志と正義を愛する人間
すなわち不動明がデーモンと合体して人類を守るしかないという!
―明の心は既に決まっていた
「いこうぜ!閻魔 地獄のとびらをあけてくれ!」
「オウ!」
そして不動明は 人類を救う唯一の希望 デビルマンになった!!
弾丸ドラッガー [スリル/サスペンス]
時が 一瞬止まって見えたんだ…
「2着 沢村弾 10秒…26…!?」
その瞬間 その場にいた皆が凍りついた―!
世界最速の舞台で かつて100mが7番目に速かった男 沢村弾
あれから2年「アジアの弾丸」と呼ばれた彼にも 容赦なく老いはやってきていた
「私に任せて… 必ずアナタを『進化』させてみせる!!」
沢村と同じ瞬天製薬の実業団の研究員 雨宮からとある臨床試験への誘いがあったのは
規定のタイムをクリアできなければクビになる 突然のテストが発表されたそんな時だった
脳の機能を飛躍的に活性化させる装置「D」
スタートが大幅に遅れたにも関わらず
沢村はまともに走れば9秒台にも届くタイムを叩き出していた―!